1,SNSの集客効果を大きく分けて3つの指標で測定されます
集客のための企業活動の過程を評価するKPI、集客目標達成指標のKGI、SNS広告の効果測定で使われる指標の3つです。
KPIは、Key Performance Indicatorの略で、重要業績評価指標または重要達成度指標などと訳されます。
KGIは、Key Goal Indicatorの略で、重要目標達成指標などと訳され、「年間売上10億円」と目標に掲げられるのが通常です。
以下では、3つの指標の内容を説明していきます。
2,KPIによる集客効果測定
(1)ユーザーの認知度向上KPIは、フォロワー数やリーチインプレション数、エンゲージメント率などがあります。
(2)ユーザーの興味関心度KPIは、ユーザー投稿数(UGC発生数)やいいね数、コメント・リプライ数、サイト誘導数、ハッシュタグ利用数、リツイート・シェア数。
(3)ユーザーの購入KPIは、サイト誘導数やコンバージョン数、ショップタグ利用数、クーポン利用数などです。
3,KGIによる集客効果測定
(1)ユーザーの認知度達成KGIは潜在顧客の認知獲得。
(2)ユーザーの興味関心度達成KGIは、ブランド好意度の向上。
(3)ユーザーの比較検討度達成KGIは、ブランド想起率の向上。
(4)ユーザーの購入度達成KGIは、購入意向の向上、売上向上等が考えられます。
4,SNS広告で使われている集客効果測定指標
(1)認知指標
Facebook広告では、「インプレッション数」「リーチ数」
Instagram広告では、「フォロワー数」「インプレッション数」「リーチ数」「いいね数」「コメント数」「再生数」「保存数」
Twitter広告では、「フォロワー数」「インプレッション数」「リツイート数」「いいね数」「再生数」
LINE広告では、「インプレッション数」「リーチ数」「再生数」「増加数」
(2)誘導指標
Facebook広告では、「クリック数」「リード数」
Instagram広告では、「クリック数」、「クリック率」、「クリック単価」
Twitter広告では、「WEBサイトのクリック数」、「プロフィールクリック数」「プロフィールクリック率」
LINE広告では、「クリック数」
(3)獲得指標
Facebook広告では、コンバージョン数(CV)、コンバージョン率(CVR)
Instagram広告では、「コンバージョン数」「コンバージョン率」
Twitter広告では、「コンバーション数」「アプリのインストール数」
LINE広告では、「コンバージョン数」「アプリインストール数」「アプリ起動数」
5,SNS独自の分析手法
SNSはアカウントを作ると、独自の分析手法が使えるようになります。
Facebookなら、「Facebookインサイト」、Instagramなら、「Instagramインサイト」、Twitterなら「Twitterアナリティクス」です。